日本共産党の村上ひとし議員は28日、決算特別委員会で厚別公園競技場の利用促進について質問しました。
村上議員は、「厚別公園競技場は、昨年約9億円をかけて主要競技場トラックの全面改修や補助競技場の全天候ウレタン舗装などを行い、北海道唯一の日本陸上連盟第1種公認の条件を備えている」とのべ、「地元の選手を養成するうえでも市内の高校や大学の利用促進が必要」、また「トレーニング機器が古いという声があるが更新の予定はどうか」とただしました。
西田スポーツ部長は、「近隣の学校にPRするなど広報活動に力をいれ、経験豊富な陸上選手を講師とした教室の開催にむけ調整している」「トレーニング機器の購入やリース契約による更新を検討している」とのべました。
村上議員は、トレーニングルーム全体の利用が2012年6,924人から2014年8,787人と増え、特に高齢者で増えているとして、「貯筋運動を提唱している鹿屋体育大学の福永教授が、お金の貯金は使えばなくなるが筋肉の貯筋は使えば使うほど増え、もし病気などで寝込んでも日常生活に不自由しない筋力を維持することがきる」とのべていると紹介。「高齢者の利用促進をどうすすめるのか」とただすとともに、「子どもから高齢者、トップアスリートまで多くの市民が利用できる競技場に」と求めました。
西田部長は、「競技場の利活用事業の検討のなかで高齢者の利用促進をはかりたい、広報さっぽろへの特集など情報発信も重要と考えている」とのべました。
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