厚別区民報原稿(2016年5月18日)
市政改革に挑戦
「市議会はじまる」
5月19日から市議会第2回定例会が始まりました。日本共産党の代表質問は26日(木)午後を予定しています。
質問者は豊平区選出の池田由美議員で今回が初めての代表質問となります。実の姉なので私も妙に緊張ぎみです。厚別区からもたくさん傍聴に来てください。宜しくお願い致します。
当然のことながら、地方議会は少なからず国政の影響を受けます。たとえばマイナンバー制度などは、具体的な手続や運用の主体となるのは市長村や企業などが中心となりますが、国は推進のために莫大な国庫補助金を市長村に拠出することになります。今回も札幌市の一般会計補正予算にも数億円規模のマイナンバー関連の国庫補助金が入ってきます。最終的には、どれだけのお金が国から入ってくるのでしょうか。
私はマイナンバー制度には反対ですが、「市の財源ではないから関係ない」というわけにはいきません。元をたどれば国民の税金です。そして、いつも「この財源を子どもの貧困対策や給付型奨学金、中小企業支援などに使えれば・・・・」と思うのです。
市民の困難に寄り添い、支援する部分での国庫補助の拡充が待ったなしです。札幌市の国民健康保険料は、国の国庫補助金が大幅に削減されたことにより、市民が負担する保険料は支払困難なほど高くなりました。だから病院へ行けない市民が急増しています。根本的には国の問題が大きいのです。 だからこそ市民の暮らしといのちを守るためには、憲法を守るとともに暮らしに生かす国庫補助の仕組みにが必要です。財減というよりは、国のお金の配分の仕方に問題があるのです。そのためには選挙で憲法を守る国会議員を増やすしかありません。
PR