十七日、めずらしく家族そろって泊りがけで出かける機会がありました。家族が寝静まっている中、ひとりで車の中でサッカーの女子ワールドカップ(W杯)日本対米国の決勝を見ました。
娘も、私の動きに気づき、せっかく早起きしたのですが、日本が米国に同点に追いつきPK戦で勝った歴史的瞬間を見ることなく、また寝てしまったようです。
私は名刺程度の小さなテレビ画面に食い入りながら、体格で見劣りする小さな日本選手が諦めない粘り強さと、逆境に負けず笑顔でプレーする姿に本当に感動しました。
今回、日本の女子サッカーが世界の強豪相手に勝利できた要因には、今後の男子サッカーが真摯に受け止めるべき点が数多くあったと思います。
この間、各学校では学校祭シーズンでした。子どもが卒業したのに、残留PTA会長として、札幌啓成高校の学校祭(啓成祭)父母コーナーに取り組みました。
父母コーナーなのに母ばかりで父は私だけ。やっぱり、ここでも母なる女子が大活躍でした。
父母コーナー喫茶店に置かれた大震災の義援金箱には短時間にもかかわらず三万円を超える募金が寄せられました。
また、各クラスの壁新聞では、災害や原発、自然エネルギーへの転換問題などが中心に取り上げられており、子どもたちの社会に対する意識の高さに感心しました。
いま、子どもを放射能から守るために、原発から撤退しようという活動や署名に応じてくれる人たちも女性が圧倒的です。「諦めない。やれば必ず変えられる」という女性たちの粘り強い挑戦が際立っています。
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