元市議会議員の小川勝美さんが日中友好協会札幌支部事務局長をされているご縁で、事務所長や団地専従者が、中国から北大に留学されている学生さんに手づくりのクリスマスケーキをプレゼントしています。昨年、私は材料買出しなどの手伝いでしたが、今年は、ケーキと一緒に手づくりの携帯ストラップをプレゼントすることになりました。
妻が『9条』のビーズバッジなどを作ったりしているのを見ていましたが、私は49歳にして初めてビーズ手芸に挑戦しています。
3.11の福島第一原発事故後、各国からの日本への留学生達が、自国へ戻されるという情報が入る中、一人の中国人留学生からメールが来ました。「中国では、原発事故について大きく報道されています。放射能を避けるため自宅の窓を開けてはいけないと言われているそうです。両親もひどく心配しています。でも私は、中国には戻りません。私は、日本国民と日本の政府を信じます」と。私は、日本で勉強を続けたいと願ってくれているこの学生さんの気持ちが、本当にうれしいと感じる反面、この信頼に応え、安心して日本で暮らし、学んでいける政治も環境も作り得ていないことに申し訳なさでいっぱいになりました。
せめて、留学生の皆さんが元気で、この北の大地で学び、一人ひとりの夢が大きくふくらみ、希望を持って、どんな困難にも負けない人になってくれることを祈り、将来、お互いに日本と中国の友好と、世界の平和のために尽力していきたいという願いを込めて、このストラップを作っています。クリスマスはもうすぐです。
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