10月29日土曜日午前 札幌市議会議員村上ひとし市政事務所は、札幌市厚別区民センターで村上ひとし市政報告会を開催しました。テーマは厚別区の中心地、新札幌駅周辺地区の再開発問題です。市営住宅の余剰地を、札幌市が民間に売買する計画であることが明らかになり、区民に周知されていなかったことから、今後再開発にどこまで市民の願いを届けられるのか?大きな関心事となっています。会場には60人を超える市民が集い、村上市議は計画の経緯とこれからの大まかな流れと市議会での当局とのやりとりを報告、元市議会議員の小川勝美さんからは、30年前は何もなかったこの新札幌の土地に、地下鉄が通り、市民の願いと運動、市議会での論争を繰り返し、現在の人々が集う街が出来上がったことが報告されました。
参加者からは「市有地は市民の財産、市民の意見を聞いて、市民のために使うべき」「プロポーザル方式とか、難しい言葉で市民をごまかすな!」「先に民間への売買ありきではないか!厚別区なのに何も知らなかった」など、怒りと戸惑いの声が止まりませんでした。当日会場で配られたアンケート用紙にも「売却反対」「もっと区民の声を聞くべき」への回答が集中し、「新札幌を若い人たちが住みやすくするにはどうしたら良いか考えるべき」「災害に対する施設が必要」「図書館やコンサートができる音響設備が整ったホールがほしい」「市営住宅を取り壊したところに高層の市営住宅を建ててほしい」「厚別区の将来像を考えた上での街づくりをしてほしい」などの意見が添えられていました。
村上市議は「誰もが安心して住み続けられる街づくりをめざして、みなさんと一緒に運動を進め、お知らせのビラを届け、大きな世論を形成し、議会を動かそう」と市民に訴えました。
アンケートは現在31通、市政事務所に届けられています。
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