本日は朝１０時半のＪＲ新札幌駅前をスタートで市内５区を日本共産党札幌市議団７人全員と３人の市議団事務局が回ります。おそろいのグリーンのジャンパーで参議院選挙の躍進めざして奮闘します。安倍政権打倒！戦争法廃止して誰もが安心して住み続けられる日本にするため、今度の参議院選挙では、私たち国民の声と意思で政治を切り替えましょう！

札幌市の第二回定例市議会が終了した３日夜、日本共産党札幌市議団が市政報告会を開催しました。
今期の本会議では池田ゆみ議員が代表質問に立ち市長の政治姿勢、子供の貧困、国保・介護などについて質問しました。
　３日に行われた「総合交通調査特別委員会」では、創成川通の都心アクセス強化について参加した村上から報告をしました。　
　市政報告会参加者からは、子供の教育環境・雇用・国保・介護・薬の無低などが出されましたが、そのたびに何度も「創成川通都心アクセスに膨大な予算を使ううなら、市民の暮らしに使うことを考えてほしい」と声が上がりました。

2016年６月１日　厚別区民報原稿
市政改革に挑戦

「国の責任で抜本的な解決を」

　「払える国保料にして欲しい！」は、多くの市民の願いです。国保料が高い理由の一つには、国保
制度が抱える構造的な問題として、国の負担すべき国庫負担率を大幅に引き下げてきたことがあげられます。国の負担を加入者に転嫁してきたため、その分国保料が払えないほど異常に高くなってきたのです。
　今回の市議会では、札幌市国民健康保険条例の一部を改正する条例案が出されています。この条例案は、国保法施行令の改正に合わせ、保険料の賦課限度額、つまり国民健康保険料の最高額を４万円引き上げるもので３年連続となります。札幌市の賦課限度額の決め方は、収入や所得の一番高い世帯から数えて１．３６％の世帯が該当します。具体的には、最高所得５億５千万円から８２２万円の世帯が同じ保険料の最高額８９万円を払うことになります。しかし、中間所得層と言われる４００万円２人世帯では、国保料４５５，０５０円が４５２，２５０円になり２，８００円軽減されることになりますが、多くの世帯が年間１０回で納付することから、１回の納付では２８０円の軽減にとどまり、負担軽減にはほとんどつながりません。ちなみに所得２００万円での年間軽減額は１，０６０円です。
国は、今後も国保料の賦課限度額引き上げる方針ですが抜本的な解決にはならないのは明白です。札幌市も「国保料の負担感は非常に強い」と議会で認めているのですから、国への国庫負担率の大幅な引き上げを真剣に要求することが必要なのです。

　29日は厚別区生活と健康を守る会総会が開かれました。
　私は挨拶をさせていただきました。
　「安倍政権により、生活保護制度引き下げや介護保険制度の改悪による札幌市民への暮らしの影響、自己負担増が今後一層厳しくなる。それは戦争する国づくりと表裏一体で進められる。夏の参議院選挙で安倍政権打倒、憲法守って戦争法廃止の政治に一緒に切り替えよう」と訴えました。

昨日は、第２回定例市議会本会議で日本共産党池田由美議員（豊平九選出）の代表質問でした。時間は３５分。
　質問冒頭では、熊本地震被災者へのお見舞い、沖縄米軍関係者による女性遺体遺棄事件に抗議の言葉を述べました。
　質問内容は、災害対策オバマ大統領の広島訪問、憲法、ＬＧＢT，経済と雇用問題、再生可能エネルギー、パナマ文書、オリンピック・パラリンピック誘致における市長の政治姿勢、子供の貧困問題、保育問題、国民健康保険、介護保険制度、そして自衛隊病院跡地や月寒団地建て替えによる余剰地の利用など豊平区の諸問題についてでした。
　池田市議は、再質問、再々質問で、「学べない、食べられない」子供たちの対策を早急にするべき、国保で「手遅れ死」が出ないよう、無保険の実態を調べて、誰でも医療が受けられる札幌にしなくてはならないと訴えました。
　質問終了後、別室で懇談会が設けられ、市議団や傍聴者が集まりました。池田議員の初めての代表質問で、本人は勿論、市議団、傍聴者も緊張していたことが話されました。
　中でも村上は、実の姉ということもあり、本当に緊張しました。
　今後も、多くのみなさんが傍聴に来てくださることをお願いいたします。