ちょっと遅くなりましたが、3月11日、東日本大震災、福島原発事故から1年、皆さんは何をして、どんなことを考えていたでしょうか?
当日は1日中、特別番組が組まれて、追悼の思いを込めたテレビ番組が続いていました。
私は、朝10時から大通8丁目でおこなわれた「早期復興!なくそう原発!許すな再稼働!3・11北海道集会」に参加しました。厚別区からも50人を超えるみなさんが一緒に参加し、黙祷をささげ、2500人の参加者と共にデモ行進に参加しました。デモ行進では、いつもより参加者のシュプレヒコールが大きく響き、震災の復興と原発を早くなくして、安心できる日本に変えたいと願う思いが込められていることを強く感じました。写真でもお判りのように、厚別区からの参加者は、骸骨のお面をつけ、原発事故の恐ろしさを訴えました。数が多かったので、骸骨がうようよいて、通行人の目を引いていました。
デモ行進には小さなお子さんと手をつないで参加されている若いお母さんの姿もありました。私は、デモ行進に参加しながら、昨夜、自分の頭から離れなかった想いがよみがえり、涙が止まりませんでした。「1年前の今頃、明日、いとしい家族が震災で命を奪われるなんて、放射能から逃げるのために、この生活が無くなるなんて、誰も考えず、笑ったり、けんかをしたり、ふつうの一家団欒を過ごしていたはず」。ずっと、そんな事を考えていました。もし自分だったら、なんて置き換えて考えることは到底できません。
今、自分にできることは、1日も早い復興への協力と、原発事故を起こさないために泊原発の廃炉へと全力を尽くすこと。この一念で頑張りぬきます。